海老名佑介税理士事務所 海老名佑介

海老名佑介税理士事務所 【税理士】海老名佑介

非効率を削ぎ落とし、本質を磨く——クラウド会計の先を「探索」する税理士の挑戦

フリー株式会社が主催する士業に関わるすべての人たちが集まる、年に一度の日本最大級イベント「freee Advisor Day 2025(略して、fAD2025)」の特別プロモーション連動企画として、ふらっとがコラボさせていただくことになりました。

本イベントのテーマは「探索」。ユーザーと“ともに未来の可能性を探索し続ける場”として開催されます。

士業の皆さんが日々、どのように課題と向き合い、業務や組織のアップデートを実現しているのか。

ふらっとでは、そのプロセスを“探索の軌跡”として掘り下げるインタビュー企画として、今回、海老名佑介税理士事務所 海老名佑介 氏に取材しました!

「非効率な業務にNOを」クラウド会計を武器に、ひとり社長に伴走

—— まずは、現在のご活動について教えてください。

海老名: 現在は主にオンラインにより、ひとり社長の企業を支援しています。クラウド会計やチャットツールを前提とした、効率的な顧問スタイルを貫いています。

特に、クラウド会計には早い段階から注目していました。勤務時代から触れていて、独立時には当然の選択肢でした。2015年にfreeeを使い始めたときですね。当時は事務所内に使い方がわかる方もおらず、結局、自分で確認しに行こう!と、freee本社に直接行ったんですよ(笑)

—— それは、すごい行動力ですね!

海老名: それが一番早いかなと思いました。当時は、freeeの社員さんが理念やこれからfreeeが実現したい未来についての話に熱が入り、肝心の実務の答えは得られませんでしたが、今でもその想いの熱さは覚えています。(笑)その後、freeeから事務所訪問の申し出があり、事務所内でも本格導入に至りました。

自身のスタンスを貫いての税理士活動

—— 独立後、なぜ「効率的であること」を軸に活動されているのですか?

海老名: お客様に取っての効率的な、税理士事務所の在り方は出来る限り価格を抑えて最大限のパフォーマンスを発揮してくれる税理士じゃないか、と思うんです。そう考えたときに、賃料の高い場所にオフィスを構えることや、コミュニケーションに工数をかけることなどはパフォーマンスの最大化にはつながらないものだと考えました。自分なりの「顧客のことを一番に考え抜いた結果の、税理士事務所の在り方」が今の形です。

でも、お問合せいただいた方の中には、チャットなどのオンラインツールに慣れていない方も多く、こちらのスタンスが合わない場合もあります。だから最初に明確に伝えるようにしています。「電話が好きなら、うちは合いません」と。効率的に運営することが最も顧客への価値を最大化できると、考えているため、目先のお客様の数を追求するよりは、自分の考えやスタンスを守ることを大切にしています。

—— スタンスといえば、ホームページにも「健康経営」への関心が滲んでいますね。

海老名: 一般的な「健康経営」の意味も勿論ありますが、実はベンチプレスが趣味で、ベンチプレスの大会にも出ることを目標にやっています。つくづく、健康と事業はつながっていると思うんです。だから理想は、ジム併設の事務所をつくって、パーソナルトレーニング後に経営相談、みたいなスタイル。趣味が高じて、お客様とも一緒にトレーニングして、税務の話まで自然とできたら最高ですよね。

税理士の価値は“顧客に応える”ことではじめて意味を持つ

—— 経営者の相談にも、力を入れているそうですね。

海老名: はい、力を入れている部分でもあり、課題でもあります。「親身になって話を聞く」って、他と比べないと価値が分かりにくいですよね。税理士って本来、お医者さんのように“診断して答える”役割なのに、そこが伝わっていない。

—— それを伝える工夫も、今後の「探索」テーマと言えますね。

海老名: そうですね。僕自身、業務の中でどれだけ無駄を省きつつ、本質的な価値を出せるかを日々試行錯誤しています。

「探索」は日常の中にある。問い続けることで、仕事は進化する

—— 最後に、freee Advisor Dayに期待することを教えてください。

海老名: 僕はずっと、自分のやり方、自分の価値とは何かを「探索」してきました。freeeやその他のクラウド会計を使うのもその一環で、業務の効率化はあくまで手段。その先に、お客様が「この人に頼んでよかった」と思える価値があるか、そこを常に問い続けています。

先生のご紹介

海老名佑介 [EBINA YUSUKE]
略歴:税理士。オンラインによるひとり社長の企業支援を得意とする。2015年にクラウド会計freeeを導入し、効率的な顧問スタイルを確立。電話でのやり取りを排し、チャットツールのコミュニケーションを徹底するなど、非効率な業務を排し、本質的な価値提供を追求。非効率を削ぎ落とし、本質を磨くことを信条に、自身が自分らしく顧客に提供できる価値を「探索」し続ける。
所在:千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目6 m BAY POINT幕張 低層棟2F リージャス幕張センターs-02
HP:https://www.ebi-tax.jp/

参加申し込み