![三浦 健太[MIURA KENTA]](https://zeirisee.so-labo.co.jp/U39/wp-content/uploads/2025/07/ID21.png)
GMOあおぞらネット銀行株式会社 マーケティング統括チーム 三浦 健太
“銀行らしくなさ”で士業とつながる——テクノロジーと対話で切り拓く未来
フリー株式会社が主催する士業に関わるすべての人たちが集まる、年に一度の日本最大級イベント「freee Advisor Day 2025(略して、fAD2025)」の特別プロモーション連動企画として、ふらっとがコラボさせていただくことになりました。
本イベントのテーマは「探索」。ユーザーと“ともに未来の可能性を探索し続ける場”として開催されます。
士業の皆さんが日々、どのように課題と向き合い、業務や組織のアップデートを実現しているのか。
ふらっとでは、今回、そのプロセスに“つながる側の視点での探索の軌跡”として掘り下げるインタビュー企画として、GMOあおぞらネット銀行株式会社 三浦 健太 氏に取材しました!
最前線で“ファン”をつくる銀行員
——まず、現在のご活動について教えてください。
三浦:GMOあおぞらネット銀行で、マーケティング統括チームに所属しています。お客さまに口座開設いただくためのつながりや接点づくり、つまり、当社の「ファンづくり」を担当しています。
チームの中でも私は珍しく、お客さまと実際にお会いさせていただき、イベントなどを通じて得たご意見を、社内の企画や開発につなげることも大切な私の役割です。
——今回のfreee Advisor Day(以下、fAD)への出展も、その活動の一環でしょうか?
三浦:そうですね。freeeさんとはこれまでも連携させていただいており、今年からは「GMOあおぞらネット銀行 フリー支店」という提携サービス口座も進行しています。fADは、その魅力をより多くの方に知っていただく貴重な場。直接お話しできる機会を大切にしたいと思っています。
未知の世界へ踏み出したコロナ禍での決断
——三浦さんがGMOあおぞらネット銀行に入られたきっかけは何だったのでしょう?
三浦:きっかけはコロナ禍です。前職は営業の仕事だったのですが、外出制限で業務が止まり、「このままでは会社が無くなる」と思ったんです。
そんなときに「未経験でも、あえて銀行に飛び込んでみよう」と思い立ちました。
——歴史ある老舗ではなく、設立間もないネット銀行へ。迷いはなかったですか?
三浦:正直、迷いよりも「面白そう」が勝ちましたね。年齢的に最年少で入社できるチャンスだったし、渋谷に本社があって土地勘もあった。システム系に抵抗がなかったのも理由のひとつです。過去の経験が、いろんな面で自分の強みになると確信していました。
銀行免許を持ったSIer?自分流で切り拓く日々
——実際にネット銀行で働いてみて、ギャップはありましたか?
三浦:かなりありました(笑)。あらゆる意味で、銀行らしくなかった。挑戦することを常に求められており、「誰も知らないなら、自分でやってみるしかないな」と。もちろんリスクをクリアにする必要はありますが、自分の裁量で動ける面白さもありました。
——「銀行らしくなかった」というのは、具体的には?
三浦:例えば、お客さまの声を受けて、すぐにシステムを改修する体制があること。多くの銀行では仕様変更にかなり時間がかかります。ですが、うちは社員の約4割がエンジニア。まるで“銀行免許を持ったSIer”という感覚で、スピーディーにサービスを進化させています。
——「銀行らしくない」と、ご自身の今後の展望は?
三浦:会社としては「ネット銀行だけで全部できるよね」と言われる未来を目指しています。今まだ足りていない機能も整えていきたい。
個人としては、またゼロから何かを立ち上げたいですね(笑)。グループ会社を横断したプロジェクトにも関わっていて、今も新しい挑戦が続いています。今の常識にとらわれず、今後の「当たり前」になることを自分でつくっていきたいんです。
対話から見えてくる「まだ世の中にない便利さ」
——fADのテーマ「探索」について、どのように感じていますか?
三浦:まさに、私たち自身を表現したテーマだと思います。私たち、GMOあおぞらネット銀行は常に「探索」を続けています。たとえば、地方の士業の方々のリアルな声は、東京にいるだけではなかなか拾いきれません。ネット銀行には窓口がないからこそ、fADのような対話の場がとても大切で、直接フィードバックをいただけることは本当にありがたいんです。
GMOあおぞらネット銀行は、常に“まだ世の中にない便利さ”を探求しています。たとえば「顧客の法人口座の開設が難しい」といった実務の課題や、「こんな機能があったらいいのに」という理想の声。そういった現場の本音を、もっと教えていただけたら嬉しいです。
“銀行らしくない銀行員”と一緒にぜひ“探索”を!
——最後に、 fADイベント来場者へのメッセージをお願いします。
三浦:私たちは、「テクノロジーバンク」として固定観念にとらわれない先進的な銀行を目指しています。士業の皆さんにとっても、業務効率化や顧問先への新しい価値提供を一緒に伴走しながら模索できる存在になりたいんです。
fADに来られる方は、テクノロジーに前向きな方が多い印象で、ネット銀行のリアルタイム連携や、他のITサービスとの統合で、事務所の生産性が確実に上がります。つまり、私たちGMOあおぞらネット銀行は、そうした士業の皆さまの未来に貢献できると思っています。
fADでは、東京・大阪・福岡の全会場に、私自身が参加します。当社ロゴのTシャツを着用しておりますので目印にしていただき(笑)、ぜひ気軽に話しかけてください。
「銀行らしくない銀行員」と、まずは未来を切り拓く探索を一緒に始めていただけたら嬉しいです。
先生のご紹介
三浦 健太[MIURA KENTA]
略歴:GMOあおぞらネット銀行株式会社のマーケティング統括チーム所属。主にWebマーケティング以外の「人と会うこと」を担当。イベント登壇や企業との提携推進を通じて新サービス企画・開発にも携わる。創業期から同社に参画して「銀行らしくないIT企業」のスタンスを追求。
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス
HP:https://gmo-aozora.com/